あの頃のワクワクを返してほしい。崩せない双璧
誰も好き好んで社内ニートになったわけではない。(少なくとも私は…)
入社当時は、これから始まるお仕事にワクワク・ドキドキ✨
すでに50歳を過ぎてはいたけど、
それでも明日を夢見て頑張るぞ、ここで骨をうずめるんだ、と思ってた。
1年目は国の施策の関係で、忙しくしていた時期もあった。
ただ、それのみに携わっていたので、
これが終了したのちはどうなるのだろうとは思っていたし、
何も仕事が無いのではないかという予感もすでにあった。
その後、見事に予感は的中!!
2年目以降からは、社内ニートまっしぐら。
私が社内ニートになるのには、
先輩社員の影響が大きい。
先輩社員は2人。
愛嬌よし、気配り抜群の女性と、
物静かで誰にでも優しい、前者が太陽なら後者は月のような人。
※これからも登場するであろう2人なので、仮に前者を陽子、後者を月子と呼ぶことにする。
正反対のような2人だけど、
共通するのは「すこぶる頭が切れること」である。
何を質問しても「わからない」という答えが返ってきたこと無いし、
私が対応していることに関して訂正してくれたりもする。
(しかも自分の仕事をしながらなので、まるで聖徳太子のよう)
自分が社内ニートでなければ、尊敬に値する2人である。
ただ如何せん、今の境遇は彼女たちが生み出していると思うと、
素直には慣れない、心狭きおばさんなのである。