人生短し、悪あがきすべし。

社内ニートおばさんの徒然日記

裸の俺様

旦那のことについて、少々お話したい。

 

旦那はネガティブで神経質で、

親の敷いたレールの上を走ってきた、

裸の王様ならぬ「裸の俺様」

 

どちらかというと私とは正反対の性格だ。

 

これといった趣味もなく、

酒も飲まず、人付き合いもない。

大学時代は仲の良かった友人がいたらしいが、

今ではなしのつぶて。

子どもが生まれる頃には付き合いが無かったので、

かれこれ20年くらいは誰とも会っていないはず。

 

そんなだから、休日は私について回る。

完全な「わしも族」だ。

※ことあるごとに、わしも、わしもというから「わしも族」。

 

たまの休日くらい一人になりたい派の私に対して、

たまの休日くらい一緒にいたい派の主人。

 

仕方なく一緒に出掛けるのだけど、

歩く速度、お腹の減り具合、会話の内容まで、

ずーっと気を張り詰めながら過ごさければならない。

 

言葉選びを間違うとその先も不機嫌だし、

その日以降、ことあるごとに思い出しては、私を問い詰めるからだ。

執念深いのである。

 

今の時代、ネットやスマホは欠かせない。

いろんな場面で、二言目にはセキュリティーは大丈夫なのか?

情報を抜き取られないのか?

そればかり言ってくる。

 

学歴でマウント取ろうとするけど、

大した職には就いておらず、

私のほうが稼ぎはいい。

もちろん旦那は知らない。

 

自分の人生が上手くいかないのも、

今金銭的に余裕がなく、ギリギリなのも、

すべて親が悪いのだそうだ。

 

一日中ブツブツ文句を言ってる。

そばで聞いている私まで気が滅入る。

 

裸の俺様は、

子どもに嫌われていることに気づいていない幸せ者でもある。